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Kvaser Memorator Light

Kvaser Memorator Lightは、CANデータのロギングを容易に行うことを可能にするデータロガーです。CANバスのビットレートを自動検出する機能を使用することにより、煩わしい設定を意識することなくMemorator Lightを接続することが可能となります。
デバイスは、循環バッファーに全てのCANバストラフィックをロギングし、バッファが一杯になった場合、古いデータから上書きします。また、デバイスはエラーフレームの状況やその状況前後のメッセージトラフィックを別の循環バッファーでトラックします。
SDカードの取り外しや接続部の故障によるデータ損失を防ぐため、ビルドインメモリを採用しています。ロギングしたデータはUSB2.0インターフェースを介して付属のソフトウェアより様々なフォーマットで出力することが可能です。

Kvaser Memorator Lightの主要機能

  • 1チャンネルハイスピードCAN (ISO11898-2)
  • 11ビット(CAN 2.0A)、29ビット(CAN 2.0Bアクティブ)IDをサポート
  • 対応ビットレート:10Kbit/sから1Mbit/s
  • 自動ビットレート検出機能
  • CANバスに影響を与えないサイレントモードで動作
  • メッセージストレージ用1GBビルドインメモリ
  • 受信CANメッセージは循環バッファーに保存。(古いデータから上書き)
  • エラーフレーム発生前後の1000メッセージを保存する循環バッファー
  • タイムスタンプ:2μsec
  • CANコネクタ:DSUB9ピン
  • 4つのLEDを装備(Power、CAN、エラーフレーム、エラー)
  • 自動ボーレートの失敗、ストレージエラーのインジケーター
  • 重量:160g
  • 動作温度:-40℃から+85℃
  • 動作電圧範囲:6-40VDC
  • ログデータの出力用ソフトウェア(Memorator Light Extractionソフトウェア)

Kvaser Memorator設定用ソフトウェア(kvaser Memorator Tools)

Kvaser Memorator設定用ソフトウェア
  • ビットレート、フィルタ等、CANコントローラの設定
  • トリガ条件の設定
  • USB経由によるデータアップロード、設定
  • ファイルのダウンロードの設定

Kvaser T-Cannector v2

Kvaser T-Cannector v2

T-Cannector v2は3つのメスと1つのオスのD-sub9コネクターCANバスハブで、終端抵抗(120/60/0 Ohm)付です。
12Vのアダプター付なので、BlackbirdやMemoratorシリーズ用に電源供給も出来ます。