NMEA2000/J1939プロトコルスタックキット
このキットは、J1939またはNMEA2000を組込む開発プロジェクトをスタートさせるために必要なすべての内容を含んでいます。
キットの内容
- プロトコルスタック(Cコード)
- Nucleo基板(STM32F429ZIマイクロコントローラ搭載)上で実行するSTM32のためのHAL設計例(参照用:Cコード)。
この設計例は、組み込みHALが使用する7から10個のC言語で記述した関数の実装方法を示してくれます。選択したマイクロシステム向けに自分自身のHALを記述するための参考となります - ユーザードキュメント
- X-Analyser Professional CAN、CANopen、J1939およびNMEA2000アナライザ:ソフトウェアを継続的に開発し、その過程でWarwick Controlから簡単にサポートを受けられます。
- Kvaser Leaf Light CANからUSBへのインターフェイス
- Kvaser CANインターフェイス対応HAL(PC上で実行する仮想CANチャンネル向けサポートを含む)
- 1年間の電子メールサポート
- ソースコードのライセンスはあなたの企業のサイトに対して付与されますから、使用料の追加支払いの必要なくコンパイルして製品の一部として使用することができます。ただし、第三者へのソースコードの譲渡は許されません。
このキットの全体としての目標は、自社のターゲットハードウェアにスタックをポーティングしたいお客様がSTM32を出発点として利用するための理想的なツールを提供することです。
無償のMicrosoft Visual Studio Cコンパイラを使用してPC環境上でプロトコルスタックを構築し、それをPC上で実行できることがKvaser HALの大きな利点です。利用できるターゲットハードウェアが手許にない、あるいはハードウェアがまだ完成していない場合などに特に有用です。このスタックは、以下のいずれかの手段を介してWarwick ControlのプロトコルアナライザソフトウェアX-Analyserと通信が可能です。実際のCANバス(Kvaser CANインターフェイスを使用)、またはシミュレートしたCANバス(仮想CANドライバを使用)。
注記
このキットは無償でダウンロードできるAtollic TrueStudio Cコンパイラ環境(GCCベース)を使用しています。提供されるスタックのサンプルをこの環境で自由に再コンパイルし、変更を加えることができます。